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NEWS 新年を迎えて

「新しき年の初めの初春の今日降る雪のいや重(しげ)吉事(よごと)」 大伴 家持

新年明けましておめでとうございます。昨年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。昨年は、即位の礼など国家的慶事の重なる年でしたが、台風19号によって東日本一帯で甚大な水害が発生したり、世界遺産の首里城が火災で焼失したり災いの多い年でもありました。本年は日本でのオリンピックが開催されますが、どうか穏やかな年となります様に願うものです。さて県内では念願の鳥取西道路が5月開通し、鳥取が大変近く便利になりました。便利は良くなりましたが、労働力の流失、相次ぐ入札不調、求人難、後継者問題を始めとして、業界が抱える問題は一層深刻になっています。ある方が「建設人は、一般人に到底真似の出来ない勇壮な仕事が出来るのに、それをアピールすることは余りにも下手、そして通勤も街歩きも電車も作業服で、自らイメージを悪くしている」とお話になっています。一理あるように思います。公共工事では、労務費の改善は進んでいますが、次世代を担う建設人を育てるためにも政策展望した処遇の改善を、もっと訴えて参りたいと考えています。同時に更にICT技術の応用や、設備の大型化、省力化を図って参ります。今年は、みんなで固定概念を超えて建設業のイメージアップに努め、若い世代にとっても魅力ある、建設業を目指して奮起し、そして実り多い年にしましょう。

令和2年1月1日

株式会社ティー・エム・エス

代表取締役 別所 一生